知ってほしいこと

全商品は全て賞味期限6ヶ月としている。(一般的には1年間)

山一園製茶の商品は、賞味期限が6ヶ月です。お茶商品の賞味期限は1年が多い中、どうして6ヶ月なのかというお話をします。

ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してある
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。ただし、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。(農林水産省ホームページより)

お茶も保存がきく食品です。でも、農家さんが摘んだ茶の葉は、保存がきくでしょうか?それはNOです。摘んだばかりの茶葉に水分が80%含まれています。そのため、そのままにしておくと、酸化が進み茶葉が傷んでしまいます。

そのため、農家さんは畑からの茶葉を、「蒸す・揉む・乾燥する」作業をとおして、水分量を減らして、保存のきく、品質が高いお茶にします。そのお茶のことを、荒茶といいます。
しかし、その荒茶にも水分が4~6%含まれているため、長時間の保存にはむいていません。

水分量を残し、お茶本来の美味しさをお届けしたい!

山一園ではその荒茶を、もっと保存のきくお茶にする作業をします。ふるいや風選機で形をととのえ、乾燥機で水分をもっと減らします。乾燥工程によって、お茶本来の香りと旨さをひきだすとともに、保存に適したお茶とします。通常は2~4%の水分量です。

水分量が減れば減るほど、酸化しにくくなるので保存がききます。しかしそのためには、乾燥工程での火入れの温度を高くしたり、長く火入れしなければなりません。お茶の本来持っている、草のような自然の香りが消えてしまします

私たち山一園は、火入れの香り、ややもすれば、香ばしさが残る香りより、昔ながらのやさしいお茶本来の香りを、皆さまにお届けしたいと考え、あえて賞味期間が短くなっていいから、水分量をできるだけ限界まで残し、摘んだ時の茶葉の香りが伝わるお茶製造方法をとっています

そのため、賞味期限は6か月となっておりますが、その短さこそ、お茶が持っている豊かな香り、旨みを最大限にひきだしている証であると思います。

賞味期限は短いですが、ぜひ安心して、香り豊かでまろやかな山一園のお茶をご愛飲ください。

茎茶(棒茶)と他のお茶との違い

茎茶(棒茶)と他のお茶との違い 鮮度が良くなるように作っているため、茎茶(棒茶)に関しては煎茶より熱いお湯で、お茶本来の味・香りをおいしく楽しむことができます。

茎茶(棒茶)(ぼうちゃ)と茎茶(くきちゃ)の違い、わかりますか?

茎茶(棒茶)と茎茶、どこが違うのでしょうか?実は同じなのです。煎茶や玉露の仕上げ過程で選別された茎の部分をお茶が茎茶。形が棒のようなので、茎茶(棒茶)とも言われています。一般的には茎茶と呼ばれることが多いのですが、茶どころ静岡では茎茶(棒茶)と言う人が、とっても多いです。

その理由はと考えてみたところ、

1.ぼうちゃと言いやすい。ぼぉーちゃと発音しているのがほとんどかです。

2.茶農家さん、茶商も多い静岡、見たままの形が馴染みやすいので。

3.値段が手頃だけどおいしい。とても馴染みがあるお茶だから親しみを込めて。

こんなところでしょうか。
山一園の茎茶(棒茶)は蒸気で長く蒸した深蒸し茶だけの茎。若くてやわらかい一番茶の茎から。甘みさえ感じる旨みいっぱいのこだわりの茎茶(棒茶)。だから茎茶といわずに、「茎茶(棒茶)」と山一園は呼んでいます。

茎茶(棒茶)と煎茶の違い、わかりますか?

皆さんが、お茶と一般的に言っているのは煎茶です。茎茶(棒茶)(茎茶・雁がね)は、生葉から荒茶をつくるときでてくる、出物といわれる粉やふわふわした柔らかく細い葉とともに出てくる茎を丹念に仕上げてつくります。

ちなみに煎茶の原料となるものを、出物にたいして本茶とよんでいます。

さて、この茎茶(棒茶)、葉と茎を比較した場合、旨味と甘味の成分であるテアニンが約2倍、香ばしさの香り成分であるピラジン類が約1.5倍、花の香り(甘い香り)成分であるゲラニオール・リナトールが約4倍含まれています。(ウィキペディア引用)

お茶を入れる時の温度って、気になりませんか?煎茶は、普通蒸し茶か深蒸し茶かによって多少の違いはありますが、60℃から80℃ぐらいがいいでしょう。

それに比べ、茎が多い茎茶(棒茶)は、気楽にお茶を楽しめます。朝忙しいとき湯冷ましする時間なんて無いですよね。ポットから一気に急須にジャーっと入れても茎茶(棒茶)ならおいしくいただけます。茎のい入っているうま味成分が、熱い温度でもうまく溶け出すからです。

そして山一園の茎茶(棒茶)は、普通の茎茶(棒茶)より、香りを大切にしているため、火入れ温度、火入れ時間がやや短めにしています。煎茶より熱めのお湯でも、お茶本来の香りや、茎から出てくる旨み、甘みをいっぱい楽しむことができます。どうぞお気楽に茎茶(棒茶)を堪能してください。

静岡県内の農家さんのお茶のみを使って配合して製造ブレンドしています

一時期、産地表示が話題となりましたね。原材料はどこでつくられたものだろう?と気にする方も少なくありません。お茶も同じです。お茶も、国内にはいろんな産地があります。

表示を見ると産地が書いてあるものと書いてないものがあるのはなぜか?また、ブレンドの内容を知りたいと思っても...

国内の産地表示やブレンドの表示はこの基準のなかでは義務付けられていません。
しかし、販売業者によっては、ブレンドされている国内産地の表示を記載している場合もあるようです。ブレンドの比率については今のところ記載されている例はほとんどないようです。(公益法人静岡県茶業会議所ホームページQ&Aより)

山一園のある"静岡県のお茶のみ"を製造・販売しています

日本国内、いろんな茶産地のお茶は、それぞれ特徴、個性がありますが、栽培している品種選択にもその、特徴が表れています。また荒茶仕入価格も日本列島が東西に長いため、生産時期によって大きく違います。そのため静岡県茶業者でも、他県の茶を仕入れている茶業者もあります。 それは、それぞれの産地の個性を認め、よりおいしいお茶づくりを目指しているからです。

ただ山一園は静岡県産茶葉オンリーです。なぜなら、日々の仕入れで、茶生産農家さんと話し、その茶園の様子を把握してこそ、いいお茶づくりができるという信念を持っているからです。茶処静岡で茶業にたずさわり、2016年で創業50年を迎えた山一園製茶。
これからも、農家さんといろんなお話、研鑽をさせていただき、おいしい静岡茶をつくり続けます。

最適な保存方法は?

お茶の保存方法についてお話します。お客様のお手元に届くお茶・仕上げ茶は、通常水分量が2~4%です。そのため、封を切らない状態なら、冷蔵庫で保存いただくのがよいかと思います。
今の日本家屋は、とても気密性がよく、窓を閉め切った昼間、夏は家の中がたいへん暑く、冬は暖房、当然家の中の温度も、暖かくなりがちです。温度が高い状態は、酸化が起こりやすい状態にあり、それを避けるためには、やはり冷蔵庫での保管がオススメとなります。冷凍庫ではというご意見もお聞きしますが、何年も保存しておくのなら別ですが、一般的にワンシーズンで飲み切ってしまうお茶は、冷蔵庫で十分です。

問題は封を切った時と、その後です。
冷蔵庫で冷えたお茶が常温になると、水分を吸いやすくなっています。

解凍するときのお肉も空気をいっぱい吸って溶けていきます。それと似た状態で、できれば常温にしてから封を切るのがベストです。でもあまり神経質にならなくてもOKですよ。

そして封を切って、飲んだあとの保管です。
また温度のこと考えると、冷蔵庫の中がいいのですが、お茶は香りを吸いやすい性質を持っているためNGです。
密封性の強い缶などに入れ、なるべく早く飲み切ってください

ですので、山一園では、飲みきりやすいように、お客様には100g袋でのお買い上げをおすすめしています。一度封を切ったお茶をなるべく早く飲み切ることができるから。いつでもおいしいお茶を飲んでいただきたいと思っております

新茶だと55度〜75度くらいが理想

4月中旬から静岡県産新茶の販売が本格的になってきます。この時期ならではの楽しみな香りと旨みいっぱいの新茶、みなさまもお茶を飲む機会も多くなると思います。そこで新茶をよりおいしく淹れるポイントをお話しますね。

まず第一に温度。通常のお茶よりも香り豊かにお届けしたい。そんな思いがあって、お茶製造工程での火入れ温度が低め、火入れ時間も短めです。そんな新茶は、淹れる時の温度も低めがいいでしょう。

55℃~75℃までが理想です。それ以上だとせっかくの香りが飛んでしまいます。茶葉の深し具合にもよりますが、急須に淹れている時間も長めがいいと思います。特に普通蒸し茶の場合は、1分以上淹れてじっくり待ったほうが、新茶は香り豊かにいただくことができます。

深蒸し茶の新茶は、摘んだばかりの茶葉を蒸気で長く蒸すので、茶葉の細胞まで細かくなり、丸ごとおいしさが急須に広がりやすいです。普通蒸し茶の新茶は、その分急須の中でじっくりうま味成分も出てくる。そこに時間の違いがあります。
ただ、お茶は嗜好品、人それぞれに味の好みが違います。自分に合ったお茶の淹れから見つけるのも、お茶の楽しみのひとつではないでしょうか。

「素晴らしき菓子缶の世界」で紹介されました
山一園自慢の棒茶 BOUTEA 棒茶パッケージが新しくなりました
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〒421-0206
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