山東茶業組合との対談




平井組合長
「最初が肝心なんだよ」摘まれてきたお茶の葉は、どれも同じじゃあない。できたお茶の品質を一定に、しかも高水準で頼むには、茶葉の選別が大事なんだ。



平井組合長
素早くお茶の葉を製造ライン入れる。そこに鮮度を保つ秘訣があるんです。荒茶をつくるうえで一番肝心な作業でそれが蒸し工程って言うんです。
山東の茶葉は、深蒸し茶にとても合っている。それは葉肉が厚く、長い時間蒸気で蒸しても、お茶本来の旨さ成分が飛ばずに蒸気の耐えられる力強さを持っている葉っぱだから。
山東の茶葉は、深蒸し茶にとても合っている。それは葉肉が厚く、長い時間蒸気で蒸しても、お茶本来の旨さ成分が飛ばずに蒸気の耐えられる力強さを持っている葉っぱだから。




平井組合長
蒸した茶葉は、丁寧に香りをチェックして蒸し状態を確認。一番神経を使います。
茶葉の葉をふたたび揉みながら熱風で乾かす作業。手で触っての感触も大事です。手もみの作業を機械にした精揉機工程。形や乾燥具合をチェックします。
茶葉の葉をふたたび揉みながら熱風で乾かす作業。手で触っての感触も大事です。手もみの作業を機械にした精揉機工程。形や乾燥具合をチェックします。


山東さんがお茶で一番こだわっていることころは?

平井組合長
お茶の基となる、茶葉づくりからしっかりやるところだね。世界農業遺産に認定された茶草場農法もそうなんだけど、有機成分の茶草を長いこと敷き詰めるっている、苦労の多い作業を続けてきているのも、安心で力のある美味しいお茶をつくりたいっていうきもちからだね。


そうして育てたお茶は、ほかとは違うお茶になるんですね?

平井組合長
うちのお茶は葉肉が厚くて、蒸気で長く蒸したときも、お茶の成分がしっかりでるです。だからこそ、ほかとは違う旨みとコク、香りのあるお茶になるんだ。


そういう山東さんのお茶だからこそ、山一園も自信を持て仕入れることが出来るんです。仕上げたとき一角もちがうお茶になるんです。お客様にも評判がいいんですよ

平井組合長
そういっていただけると、うれしいです。これからも喜んでいただけるお茶づくり、がんばります」


最後にこれからの目標をおしえてください。

平井組合長
山東が最後に農林大臣賞をもらったのは平成18年。ぜひまた農林水産大臣賞をとりたいと思っています。組合員みんなの励みにもなりますからね


ぜひがんばってください


このお話を伺った次の年、山東茶業組合は見事、第70回全国茶品評会深蒸しの部で
農林水産大臣賞を受賞しました。おめでとうございます。



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